ミラクル・リナックスは7月29日、複数のLinux OSをインシデント（回数）単位で技術サポートする「Linuxインシデントサポート」を発表した。8月4日より提供を開始する。
Linuxインシデントサポートは、1回、3回、10回のサポート回数から、同社製「MIRACLE LINUX」、レッドハット製「Red Hat Enterprise Linux」、フリーソフトウェア「CentOS」をサポート対象にワンストップで技術サポートする。検証項目は、インストールテストや動作テスト、負荷テストとなっている。年間契約をするほどサポートを必要としないユーザーや、大量のLinuxサーバを保有するユーザーを対象にサポート提供していく考えだ。
価格は、導入方法や設定、操作方法、ログ解析による障害調査を含んだ「Linuxインシデントサポート-Standard」が、1インシデントで10万円、3インシデントで20万円、10インシデントで50万円（いずれも税別）。ダンプ解析やソースコード調査、修正パッチ作成支援による障害調査を含んだ「Linuxインシデントサポート-Platinum」では1インシデントで60万円（税別）。ミラクル・リナックスでは2009年度に100社への販売を目指す。
