デル、「Mini 10v」向けにカスタマイズした「Chrome OS」をリリース

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:編集部

2009-12-01 12:30

 Dellは同社のネットブック「Mini 10v」向けにカスタマイズした「Google Chrome OS」を実験的にリリースした。

 Googleは11月、ブラウザベースのOSであるChrome OSの根幹をなすソースコードをリリースした。Chrome OSの第1版が完成するのは2010年になる予定で、入手できる唯一の方法は同OSがインストールされたコンピュータを購入することである。しかし、Chrome OSはオープンソースのソフトウェアなので、自分で構築したいという人がいれば、今日でも同OSを試すことができる。

 Dellのテクノロジ戦略を担当するDoug Anson氏はまさにそれを実行したことになる。

 「わたしはこの数日間、『ChromiumOS』を搭載したDellのMini 10vを正常に機能させるために、さまざまな微調整を行ってきた。昨日遅くにこれが成功したことをご報告したい」とAnson氏は「Direct2Dell」コミュニティーブログで述べた。

 Anson氏は同ソフトウェアを8GバイトのUSBフラッシュメモリドライブにダウンロードして使えるように、イメージファイルとしてリリースした。しかし、Anson氏は利用を考えているユーザーに対し、注意すべきこととアドバイスを添えている。「このイメージファイルは、自己責任で使ってほしい」とAnson氏は述べた。「最低限のテストしか実施してなく、サポートは提供しない」(Anson氏)

 Chrome OSは根幹の部分で「Linux」を使用している。しかし、Googleは同ソフトウェアでブラウザベースのアプリケーションのみを実行させることを考えている。もちろん、それによって捨てなければならないものは多いが、Googleは同じ考えを持ついくつかの企業とともに、プログラムを実行する基盤としてウェブとブラウザを徐々に改良していこうとしている。

 Ansonは7月のブログ投稿の中で、DellがChrome OSを評価する予定であることを明らかにしたが、同ソフトウェアを使った製品の提供については明言を避けていた。

 Chrome OSの初版はネットブック用だが、Googleはその後で、よりハイエンドのコンピュータにも同OSを拡大する意向である。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    793万人分が流出した実例も──国内被害事例に学ぶ標的型攻撃メールの見抜き方

  2. セキュリティ

    サイバーリスクは経営の最重要課題へ。取締役会に求められるインシデント対応の実践ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    なぜAIは定着しないのか? 全社活用を阻む3つの壁を突破し、業務の中で自然に動く仕組みを作るには

  4. 経営

    8 割超の組織が“インフラの限界”に直面──エージェント型 AI 時代の新たな基準とは

  5. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]