日本ヒューレット・パッカードは5月12日、東京プリンスホテルパークタワーで開催中の企業向けセキュリティ関連会議「RSA Conference 2005 Japan」の展示ブースで、米Hewlett-Packardが開発したブレードクライアント「HP bc1000 blade PC」の国内出荷について明らかにした。6月21日にプレスリリースを出し、6月22日から開催する「HP WORLD Tokyo 2005」で初展示する。
ブレードクライアントは、企業のクライアントPCをブレード化したものである。クライアントPCをマシン室のラックに集積することで、情報漏洩の防止やアプリケーションのインストールの抑制などに役立つ。クライアント管理コストを削減するのが狙い。クライアントを使うエンドユーザーは、WindowsのRDP(Remote Desktop Protocol)などの画面情報端末機構を持つシンクライアントから遠隔操作する。
HP bc1000 blade PCの価格と出荷時期は、6月21の発表以降に明らかになる。すでに米国では米Hewlett-Packardが同製品を出荷済みである。