「Oracle Database 10g」、脆弱性を突くエクスプロイトコードが出現

文:Joris Evers(CNET News.com) 翻訳校正:河部恭紀(編集部)

2006-04-21 16:11

 Oracleのデータベースの脆弱性を突くエクスプロイトコードがウェブ上で公開された。Oracleのデータベースを利用する企業は、パッチ適用が急がれる。

 このエクスプロイトコードは、Oracleが「Critical Patch Update」として四半期毎の定例パッチをリリースした翌日にあたる19日に公開された。セキュリティ企業のSymantecは、自社DeepSightサービスで、顧客に注意を呼びかけている。

 このエクスプロイトコードは、人気のあるセキュリティメーリングリストのBugTraqで公開された。「Oracle Database 10g」を狙ったもので、攻撃者はシステムの管理権限を得られるようだ。

 Oracleは18日の定例パッチリリースで、40近くの脆弱性に対応した。Symantecによると、そのうちのいくつかはエクスプロイトコードを利用して攻撃可能だが、そうではないものもあるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

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