シマンテック、中小企業向けのホステッドサービスを提供へ--トライアル第1弾を開始

文:Joris Evers(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-04-17 09:24

 Symantecは米国時間4月17日より、中小規模の企業向けのホステッドサービスを取り扱うプロバイダへと変貌すべく、その第一歩を踏み出す予定だ。

 Symantecは16日、Symantec Protection Networkブランドの第1弾として提供されるサービスの1つとして、「Online Backup Service」のトライアル版を提供開始する予定であることを明らかにした。

 SymantecのシニアバイスプレジデントArthur Wong氏は声明で「多くの中小企業は、コストやリソース不足が原因で、信頼性やセキュリティの面で満足のゆくサービスを利用できなかった」と述べる。Symantecによれば、同社では管理の容易なサービスを良心的な価格で提供することを目標にしているという。

 Symantecは今後予定している他のサービスについては明言を避けているが、既存のソフトウェアをベースにしたプロダクトが登場することを示唆している。Symantecの製品管理ディレクターChris Schin氏は取材に応じ、「われわれがアンチウイルス、アンチスパム、リモートアクセスなどで知られていることを考えれば、今後ローンチされるサービスが何であるかも予想がつくだろう」と述べた。

 Symantecはオンラインサービスをサポートするデータセンターを2カ所用意した。同社のバックアップサービスを利用するには、バックアップの対象となるマシンにエージェントをインストールしておく必要がある。ベータ版が提供されている期間中は、25Gバイトのストレージ容量が無料で提供される。Symantecによると、正式版では、無料のストレージ容量が申し込んだプランによって異なるという。サービスの価格はまだ発表されていない。

 同オンラインバックアップサービスは現在、一部のテスターに限定して提供されている。正式版は2007年夏を予定しているとSymantecはいう。またトライアルサービスの第2弾も、夏に始まる予定だ。「ベータサービスを年に3〜4件立ち上げる計画」とSchin氏は述べる。

 Symantecは、個人ユーザーには「Norton 360」でオンラインバックアップサービスを提供している。Asigra、Seagate傘下のEVault、Iron Mountainなど、多くの企業が個人向けのオンラインバックアップサービスを提供している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]