アップル、「iPhone」のSMS脆弱性を修正へ--IDG News Service報道

文:Elinor Mills(CNET News) 翻訳校正:編集部

2009-07-03 10:32

 セキュリティ研究者が米国時間7月2日に語ったところによると、Appleは7月後半までに、攻撃者にSMSを通じてリモートからのデバイス制御を可能にする「iPhone」の脆弱性を修正する見込みであるという。

 IDG News Serviceの報道によると、The Mac Hacker's Handbookの共著者でIndependent Security Evaluatorsの主任セキュリティアナリストであるCharlie Miller氏が、シンガポールで行われたSyScanコンファレンスのプレゼンテーションで、攻撃者はiPhoneがショートメッセージサービス(SMS)メッセージを扱う方法の脆弱性を悪用し、GPSを使用してiPhoneの場所を追跡する、マイクロフォンをオンにして盗聴する、デバイスの制御を奪いボットネットに追加するなどを行う可能性があると語った。

 Miller氏は、Appleとの契約により、脆弱性について詳しいことを話すことが禁じられていると述べた。同氏は、7月末のラスベガスでのBlack Hatカンファレンスで、このセキュリティホールに関するより詳細なプレゼンテーションを予定している。

 Miller氏によると、iPhoneは、このような「重大な脆弱性になりうる」SMSのセキュリティホールにもかかわらず、コンピュータで稼働するOS Xよりもセキュアだという。その理由として、iPhoneはAdobe FlashとJavaをサポートしておらず、メモリ内に格納されたデータのハードウェア保護やサンドボックス内でのアプリケーション実行に加え、Appleによってデジタル署名されたソフトウェアしか実行できないからだ、と同氏は語った。

 Apple関係者に電子メールでコメントを求めたが、直ちにコメントは得られなかった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]