米国時間10月12日、「Opera 10.63」がリリースされた。セキュリティホールが修正されたほか、安定性が向上している。
Opera 10.63で修正されたセキュリティホールは、クロスドメインのチェックがバイパスされることによりデータ盗難が可能になっていた問題や、サイトアドレス詐称につながる不具合、なりすましやクロスサイトスクリプティングを許すリロードとリダイレクトの問題、プライベートビデオストリームが傍受される恐れがあるというMicrosoftから報告された問題、一定の手動操作を介した後にJavaScriptがセキュリティ上好ましくない動作をする脆弱性など。同バージョンはWindows、Mac、Linuxに対応する。
その他に修正された問題としては、起動時にOpera Linkがフリーズする問題、Opera Unite Messengerがロードしない問題、バックグラウンドタブを開くとスタートバーの内容が表示されない問題、Opera起動時にCPU使用率が100%になってしまう問題がある。
Operaの自動アップデート機能を有効にしている場合、特別な操作なしにバージョン10.62からアップグレードされる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。