クレディストがPHP4とPostgreSQL環境で動作するサポート業務アプリを出荷

日川佳三(編集部)

2005-07-20 14:40

 クレディストは10月1日、情報システム部門のヘルプデスク担当者などに向け、インタープリタ言語処理系PHP(Hyper Text Pre Processor)で開発したユーザーサポート業務アプリケーション「Support Tracking System」(STS)を出荷する。価格は1サーバで年額60万円(税込)。初年度販売目標は50本。

 STSは、社内のエンドユーザーからの問い合わせ案件(インシデント)を受け付け、インシデントごとやユーザーごとにサポート状況を管理する。案件が解決するまでの流れをトラッキングする機能と、過去の案件データベースをノウハウとして蓄積しておくことで、キーワード検索や全文検索が可能である。

 STSはPHP 4を使って開発したウェブアプリケーションである。エンドユーザーとサポート担当者は、ウェブブラウザを使って業務を遂行する。インシデントは、問い合わせるユーザーが作成する。インシデントをSTSに登録すると、STSがインシデントごとに固有の管理番号を発行し、ユーザーとサポート担当者の双方に電子メールで通知する。

 稼動環境は以下の通り。STSを動作させるPHP 4の実行環境、PHPと連携するウェブサーバはApache 1.3.33、データベース管理システムはPostgreSQL 7.3以降。クレディストが動作を保証するOSはRed Hat Linux 7.2以降である。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. クラウドコンピューティング

    生成 AI リスクにも対応、調査から考察する Web ブラウザを主体としたゼロトラストセキュリティ

  5. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]