クレディストは10月1日、情報システム部門のヘルプデスク担当者などに向け、インタープリタ言語処理系PHP(Hyper Text Pre Processor)で開発したユーザーサポート業務アプリケーション「Support Tracking System」(STS)を出荷する。価格は1サーバで年額60万円(税込)。初年度販売目標は50本。
STSは、社内のエンドユーザーからの問い合わせ案件(インシデント)を受け付け、インシデントごとやユーザーごとにサポート状況を管理する。案件が解決するまでの流れをトラッキングする機能と、過去の案件データベースをノウハウとして蓄積しておくことで、キーワード検索や全文検索が可能である。
STSはPHP 4を使って開発したウェブアプリケーションである。エンドユーザーとサポート担当者は、ウェブブラウザを使って業務を遂行する。インシデントは、問い合わせるユーザーが作成する。インシデントをSTSに登録すると、STSがインシデントごとに固有の管理番号を発行し、ユーザーとサポート担当者の双方に電子メールで通知する。
稼動環境は以下の通り。STSを動作させるPHP 4の実行環境、PHPと連携するウェブサーバはApache 1.3.33、データベース管理システムはPostgreSQL 7.3以降。クレディストが動作を保証するOSはRed Hat Linux 7.2以降である。