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「Oracle Database 11g」発表--企業データの大容量化、多様化をサポート

米国時間7月11日、Oracle Database 11gが発表された。この製品は、企業の素早い動きや、企業が集める膨大なデータをサポートすること重視して開発されたと、オラクルは述べる。

文:Mike Ricciuti(CNET News.com)
翻訳校正:編集部   2007年7月12日 10時13分

 少なくとも個人向けのソフトウェアで同様の調査を行った場合に比べ、顧客の買い替え意欲は低いように見えるだろう。しかし、高額で複雑な法人向けソフトウェアとして見れば、これは高い数字だと、Mendelsohn氏は述べる。「1年で35%というのは、過去のリリース時の倍くらいの数字である」(Mendelsohn氏)

 RedMonkdのアナリストJames Governor氏は、データベースソフトウェアのアップグレードは大変な作業であり、移行が進むには時間がかかると言う。「(データベースの発売と、導入には)時間差が生じるのは珍しいことではない。タイミングは、顧客側の環境に依存する」(Governor氏)

 Oracleの社長Charles Phillips氏は11日、ニューヨークで開催された記者会見で、「アップグレードのサイクルを予想するのは難しいが、楽観的にとらえている」と述べた。

 データベース業界で高いシェアを獲得しているOracle(Gartnerによれば、そのシェアは50%を占めるという)にとって、たとえアップグレードに応じてくれる顧客の数が少なくても、そこから見込める収入は大きい。Oracleは、MicrosoftやIBMからの攻勢があるにも関わらず、データベース業界でトップの座に君臨している。その一方で、MySQLなどのオープンソース陣営も勢力を広げつつある。

 「これまでは、Oracleが展開するアプリケーションベースのビジネスモデルが注目を集めたが、やはり、Oracleの強みは依然として、リレーショナルデータベース製品にある。11gのリリースを喜ばしく感じる理由はここにある」(Governor氏)

新機能

 Oralceは、11gには複数の大きな変更が施されていると述べる。Real Application Testing機能は、11gと新アプリケーションの連携を試すテストにかかる時間を短縮し、アプリケーションの実装と稼働を容易にする。「現在は何カ月もかかるような作業が、何日かの単位にまで短縮される」(Mendelsohn氏)

 10gに比べて機能が飛躍的に進化したわけではないものの、いくつかの進歩が見られるとMendelsohn氏は言う。ストレージ容量を効率的に利用するために、すべてのデータを圧縮することが可能になったこともその1つだ。Mendelsohn氏によれば、10gではすべてのデータタイプが圧縮に対応しているわけではなかったと述べる。大容量のイメージングデータを取り扱う企業にとって、圧縮技術は重視される機能である。

 またDataGuard機能を利用すると、企業はシステム障害時に、バックアップされていたデータのコピーに、アクセス先を容易にスイッチすることが可能になる。

 11gの価格体系は発表されていない。Oracleによれば、価格体系は数週間のうちに発表されるという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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