Appleの「iPhone」向けのソフトウェア開発キット(SDK)のリリースを受けて、Sun MicrosystemsはiPhoneでJavaアプリケーションを利用できるようにする予定であると述べている。InfoWorldが伝えている。
Sunは2008年6月以降にJavaの小型機器向け機能セットであるJava Micro Editionをベースにして「Java Virtual Machine(JVM:Java仮想マシン)を構築する予定だ。このJVMは「iPhone AppStore」で配信される。SunでJavaのマーケティングを担当するバイスプレジデントのEric Klein氏は米国時間3月7日、InfoWorldに対して、AppleはiPhoneでJavaアプリケーションを利用可能にすることを見送ったが、6日のSKDの発表を受けてSunはいずれにしてもiPhone向けJavaプラットフォームを開発することにしたと述べた。SunはSDKの資料をくまなくチェックして障害になるものは何もないことを確認してからJavaの開発を目指すことを決断した。
「われわれはJVMによってJavaアプリケーションが可能な限りiPhoneのネイティブな機能にアクセスできるようにしていくつもりだ」(Klein氏)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ