Googleは米国時間11月3日、同社の「Google Visualization API」で視覚化できる対象を拡大したと発表した。Google Visualization APIは、生の数値データをチャート、グラフ、テーブル、地図、プロットの形に視覚化する。従来、Googleのオンライン表計算アプリケーション「Google Spreadsheets」にしか対応していなかったが、今後はサードパーティーのデータソースにも対応可能となる。
Googleによると、従来、Google Visualization APIでは、Google Spreadsheetsに保存されているデータからしかグラフィックスを作成できなかったが、今後は各種データベースや「Microsoft Excel」で作成されたスプレッドシートなど、ウェブベースのすべてのデータソースが使用可能になるという。
Googleは3日、Salesforce.comのDreamforceカンファレンスの開幕に合わせてこの発表を行った。Salesforce.comは、Google Visualization APIに独自の新しいツールや技術を追加し、顧客が容易に視覚化機能を利用できるようにする。例えば、それらのツールを使って、カスタマイズされたダッシュボードのような新しい監視、コントロールパネルの構築が可能になる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ