Mozillaの電子メールクライアント最新版「Thunderbird 3.1」(開発コード名:Lanikai)は、正式版の公開まであと一歩のところまできたようで、現在は第1リリース候補(RC)版が公開され、Windows、Mac OS X、およびLinuxで利用可能になっている。以前のベータ版から「Thunderbird 3.1 RC 1」への変更点はわずかしかない。新しい「クイックフィルタ」ツールバーに、連絡先、タグ、添付のサポートが追加されたほか、フォルダを切り替えてもフィルタを維持できるようになっている。また、かなり細かい点だが、新しいメッセージのあるフォルダのハイライトのデフォルトが、黒から青に変わっている。
バグの修正は多数あって、「Gmail Conversation View」のような特定の人気アドオンでThunderbirdがクラッシュする問題、オフラインモードで書いた場合の下書き保存機能、安定性に関する若干の重大な問題などへの対処が含まれている。
Mozillaの予定表によると、このRC版で見つかったバグを修正して2010年6月に最初の正式版がリリースされる見通しだ。RC版の変更ログの全文はこちらで読める。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ