ライブドアとターボリナックスは4月24日より、携帯用のLinux搭載USBストレージデバイス「wizpy」向けに、「livedoor ネットアニメ」の作品を配信開始した。公式サイト「wizpy Club」から作品をダウンロードし、移動時などにwizpyのメディアプレーヤー機能を使って再生できる。
wizpyは、重さ50gほどの小型USBデバイス。PCに接続すると「Turbolinux OS」を起動できるため、外出先にある任意のPCでユーザー自身のOS環境が利用可能となる。メディアプレーヤーやFMラジオといった機能も備える。
livedoor ネットアニメは、Flashアニメを中心とした作品を掲載し、主にクチコミよってユーザーを獲得している。ライブドアでは、ユーザーがwizpyで作品を持ち運び、外出先で話題を提供する、といった形でクチコミ効果が得られると判断し、協業を決めたという。
現在wizpy Clubで公開中のネットアニメは2作品。livedoor ネットアニメの看板作品である「やわらか戦車」は見あたらないが、ライブドアとターボリナックスでは今後、順次作品数を拡充していくという。