ABI Researchによれば、スマートフォンOS市場におけるLinuxのシェアは、今後5年間で急激に拡大、31%に上るということだ。
同社が28日に発表した予測によると、Linuxは今後5年間で年成長率75%以上の驚異的なシェア拡大を成し遂げ、2012年には、市場の全スマートフォンデバイスにおけるLinuxのシェアは31%に上るだろうとしている。
調査にあたったStuart Carlow氏は「IntelやAccessのような企業が本腰を入れて主導権を握り勢いをつけている一方、キャリア陣営はLinuxを長期に渡ってサポートし続けられる数少ないOSの一つとして捉えている」、さらに「Linuxは増大するハンドセットOEM陣営へのサポートから利益を得ている。その代表はMotorolaだが、モバイルブロードバンドアプリケーションを目指し新しいタイプの機器を開発しているNokiaもだ」と述べている。