ブログサイト「Vanduska」は、バラック・オバマ氏こそが“オープンソース候補”だと論じている。
同サイトが引用している、Googleによるオバマ氏へのインタビューによれば、イリノイ出身の同大統領候補は、ネットワークの中立性やインターネットの自由、草の根的な変革といったオープンソースのキーワードを残らず支持したという。そればかりか、同氏は政府文書をデータベース化する計画も肯定している。下からだけではなく、上からの改革も示唆しているわけだ。
オバマ氏は、Google社員の献金額でもトップを走っている。シリコンバレー全体を見ると、ヒラリー・クリントン氏のほうが人気が高いが、技術企業とオープンソース陣営の思惑を混同してはならない(そもそも、現時点での投票は早期投票結果とは異なる可能性もある)。MicrosoftやAppleといったプロプライエタリベンダー大手は、まだまだ技術業界のくくりに入れるべき存在だ。