模倣はある種の褒め言葉だが、これはサイバー犯罪の世界には特によくあてはまる。中国のサイバー犯罪者がMS08-067のセキュリティホールを積極的に悪用するマルウェアを生成するDIYツールをリリースしたのを追って、最初のConfickerワームが登場したが、MicrosoftのMMPC(Malware Protection Center)は現在Confickerを模倣したマルウェアが広がっていると報告している。このマルウェアは、Worm:Win32/Neeris.gen!Cと識別されるものだ。
これは2005年から出回っていたNeerisの最新の亜種で、Confickerの伝播技術をすべて模倣している。この技術にはMS08-067の悪用やAutoRunによる伝播戦術が含まれているが、MSNでリンクを送るという、元々持っていた方法を通じても伝播する。Neerisがこのゲームに参戦してきたことで、このマルウェアがConfickerの市場シェアを一部でも奪える可能性はあるだろうか?可能性は薄い。
MicrosoftのMMPCはNeerisの活動のピークは3月31日の遅い時間と4月1日だったと指摘しており、Neerisの作者はかなり過剰宣伝されていたConfickerの活性化日に合わせて、隠れて伝播させようとしたものと思われる。しかし、この作者はこのマルウェアに偽りのタイムスタンプを使ったり、平均的なインターネットユーザーにさえ悪質な添付ファイルだと簡単に見分けられてしまうような形式(.exe、.scr)を使うというミスをしており、その作戦もこれらのミスを挽回するようなものではない。
模倣マルウェアは伝播/感染方法が同じなだけでなく、対処方法も同じになる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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