ニュージーランドの著名なサイトのDNSレコードがハイジャックされる

文:Dancho Danchev(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2009年04月22日 17時47分

 2008年にComcast、Photobucket、ICANN/IANAなどの著名なサイトのドメインが乗っ取られたことを覚えているだろうか?現在でも似たような事件が起こっている。

 米国時間4月21日、「The Peace Crew」として知られるウェブサイト改変団体は、ニュージーランドの著名なウェブサイトのDNSレコードのハイジャックに成功した。Zone-Hの主張によれば、これはニュージーランドのドメインレジストラDomainz.netでSQLインジェクションが行われたためで、訪問者は有名なBill Gates氏がパイをぶつけられた写真と戦争反対のメッセージを掲載したページにリダイレクトされた。

 この大量ウェブサイト改変により、WindowsLive.co.nz、MSN.co.nz、Microsoft.co.nz、Hotmail.co.nzを含む、ニュージーランドの主要なMicrosoftのサイトに加え、HSBC.co.nz、Sony.co.nz、Coca-Cola.co.nz、Xerox.co.nz、Fanta.co.nz、F-Secure.co.nz、BitDefender.co.nzなどが影響を受けた。

 NZHeraldによれば、Microsoftの声明の内容は次のようなものだ。

 MSNは、MSNビジネスマネージャであるLiz Fraser氏が本日午後に短い声明を発表することで対応した。「今回の支障の原因は特定されており、現在米国の技術チームおよびセキュリティチームと共同で、本日中にできるだけ早く問題を解決するよう取り組んでいる。今回の問題によって不都合が生じたことにお詫びする」と、声明にはある。

 The Peace Crewのメンバーは、Domainz.netのウェブパネルの制御を乗っ取ると、fatih1.turkguvenligi .infoとfatih2.turkguvenligi .infoをプライマリDNSサーバとして使用して、改変ページを表示し、サイト自体が攻撃を受けたように見せかけた。

 同団体は、ウェブサイト改変の問題では古株だ。実際、同団体のメンバーの1人はこの4月、すでに同じテンプレートを用いてNASAに属する13のウェブサーバを改変している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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