従来、オンプレミス(企業内)で導入されたシステムやデータに対する、バックアップ(データ保護)システムも、当然ながらオンプレミスで構築することが前提であった。一方で災害復旧(DR)対策として、バックアップテープの別サイトへの保管や、他データセンターのストレージへデータ複製(レプリケーション)を行っているケースも多く、一定の下地があったともいえる。では、従来の手法と現在普及が進むソリューションについて、理解を深めよう。
今日のバックアップシステムとクラウドストレージ、あるいはクラウドコンピューティングに関して、利用形態から見た、主なものをまとめると以下の通りだ。
今回は、国内ユーザーへの普及が進む、クラウドストレージとプライベートクラウドでのバックアップについて、掘り下げてみたい。
従来のDR対応に改善が求められている中、ひとつの解決策となるのがクラウドストレージの利用だ。
災害が発生した後のリカバリに関して、媒体の品質や回線速度、地理的な影響範囲の想定などを検討すると、より信頼性が高く、地理的な制限を緩和できるソリューションへ見直しが求められている。日本国内では、3月の東日本大震災により、DRシステムの見直しが東日本だけではなく、日本全体で見直されていることだろう。
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