10月2日、トレンドマイクロの研究機関TrendLabsのMalware Blogに、「CISRT Under Attack *gasps*」と題するエントリが投稿された。
エントリには、中国が大型連休「国慶節」に入ったが、Chinese Internet Security Response Team(CISRT)に勤める人々は、CISRTのウェブサイトにiframeタグが挿入された問題により、出勤することになるのではないかと記載されている。
この問題は、CISRTの3つのページにiframeタグが挿入されており、そのフレームがさらに別のiframeタグをロードするという。最終的には「sms.exe」というファイル名のトロイの木馬がダウンロード、実行される危険性がある。
この件について、TrendLabsはすでにCISRTとコンタクトをとっており、ユーザーには事態の推移を見守るように呼びかけている。14:50の最新のアップデートによると、3つのページのうち、英語版ブログに挿入されたiframeタグは除かれたようだが、トップページでは現在も悪意あるサイトがホスティングされているという。