「IrfanView」に、システムアクセス許す脆弱性

荒浪一城

2007-10-17 22:09

 16日(デンマーク時間)、Secuniaはマルチメディアビューアーソフトである「IrfanView」にシステムアクセスの脆弱性が発見されたと公表した。影響度は、5段階中上から3番目の「Moderately critical」に位置づけられている。

 この脆弱性は、パレット(.pal)ファイルをインポートするとき、境界エラーのため引き起こされる。ユーザーが細工されたパレット(.pal)ファイルをインポートするようにだますことによってスタックベースのバッファオーバーフローを引き起こすことに可能だという。

 攻撃が成功すると、任意のコードを実行される可能性がある。この脆弱性はバージョン4.00で確認されている。

  • 影響を受けるバージョン
    • IrfanView 3.x
    • IrfanView 4.x
  • 解決策
    • IrfanView 4.10にアップデートすること

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  3. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  4. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

  5. セキュリティ

    パスワードの限界を解決するパスキー認証、標準搭載する「StartIn」のセキュリティ対応力とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]