Secuniaは10月23日(デンマーク時間)、Javaの「JRE」にシステムアクセスの脆弱性が発見されたと公表した。影響度は、5段階中上から2番目の「Highly critical」に位置づけられている。
この脆弱性は不特定のエラーのため、Javaアプレットの処理の中で引き起こされる。これにより、信頼されていないアプレットによって、ローカルファイルが読み書きされ、さらにアプリケーションの実行も可能になるという。
脆弱性は、すべてのJavaのJREとSDKのバージョンで報告されている。
影響を受けるバージョン:
- Sun Java JDK 1.5.x
- Sun Java JDK 1.6.x
- Sun Java JRE 1.3.x
- Sun Java JRE 1.4.x
- Sun Java JRE 1.5.x / 5.x
- Sun Java JRE 1.6.x / 6.x
- Sun Java SDK 1.3.x
- Sun Java SDK 1.4.x
解決策:
- JDK and JRE 6 Update 3以降にアップデートすること
- JDK and JRE 5.0 Update 13以降にアップデートすること
- SDK and JRE 1.4.2_16以降にアップデートすること
- SDK and JRE 1.3.1_21以降にアップデートすること