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大企業の進出が相次ぐ--人気の仮想世界「Second Life」とは?

銀行や大企業までもが熱いまなざしを注ぐ仮想世界「Second Life」。そのユーザー数は日増しに増えている。住人同士の交流ばかりかビジネスの立ち上げも可能なこの新しい仮想世界を紹介する。

文:Steve Ranger(CNET News.com)
翻訳校正:株式会社アークコミュニケーションズ、磯部達也  2007年2月8日 21時48分

 銀行や大企業までもが熱いまなざしを注ぐ仮想世界「Second Life」。そのユーザー数は日増しに増えている。住人同士の交流ばかりかビジネスの立ち上げも可能なこの新しい仮想世界をQ&A形式で紹介する。

--「Second Life」だって?いいねえ。すごい武器で悪いやつらを吹き飛ばすんでしょ?

 それはちょっと認識が間違っているなあ。そうやって戦うのは「Half Life」だよ。「Second Life」はまったく別の仮想世界なんだ。

--動き回ってモンスターをやっつけるのではないの?

 やっぱり、ちょっと勘違いしているようだね。Second Lifeはモンスターをやっつけるためのものではないのだよ。他の人と交流したり、ビジネスを展開したりできる世界だと考えればよい。ただ、空を飛んだり、あちこちにテレポートしたり、思い付いたように姿を変えたりすることはできるんだ。

--なるほど。具体的にどんなことをして過ごすの?

 まず、この世界では、ユーザーは「プレーヤー」ではなく「住人」と呼ばれるんだ。Second Lifeをただ単に友人と交流する場として使う人もいるし、ビジネスを立ち上げる新天地として使用する人もいるんだよ。Second Lifeを開発しているLinden Labは、環境(つまりは土地)を提供して、アカウント代とか土地所有権の販売とかから利益を上げるつもりなんだ。住人はここで好きなものを作れるんだよ。

--まさにWeb 2.0だね。

 そう、その通り。ユーザーがコンテンツを作り出すことに重点が置かれているのが特徴なんだ。Linden Labによると、住人が立ち上げたビジネスには、パーティーや結婚式の企画業、ファッションデザイン、建築設計、XMLコーディング、テーマパーク開発などがあるらしい。また、Second Lifeでのビジネスから、現実世界の収入の一部またはすべてを得ている住人もたくさんいるらしいんだよ。

 住人は、Second Lifeの世界で作ったすべてのものに対して知的財産権を保有するんだ。自分で作ったものは、全部自分のものになる。

--では、買い物はどうやってするの?

 Second Lifeには「リンデンドル」という独自の仮想通貨があって、米ドルと相互に両替できるんだ。この仮想通貨の為替レートは、だいたい250リンデンドルが1ドルに相当するよ。

 実はさまざまな仮想世界でこうした仮想通貨が発達することには、銀行も大きな関心を寄せているんだ。なかには、現実世界の通貨量を超える取引がある仮想通貨も存在するという業界ウォッチャーもいるくらいなんだよ。

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