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米国GPSとどう違うの?--欧州版の全地球測位システム「Galileo」とは

ヨーロッパ版GPSの民間衛星システム「Galileo」が、紆余曲折の末、実現に向けて進み始めている。そのシステムの概要と、これまでの経緯、現在の状況などを紹介する。

文:Tim Ferguson(Silicon.com)
翻訳校正:アークコミュニケーションズ、坂野裕史  2008年2月15日 08時00分

 当時EUには、プロジェクトを完了するために24憶ユーロの公的資金が必要だと報道されていた。でも今では、そのほとんどはめどがついたようだね。

--その他に何が遅れの原因になっているの?

 2007年には、スペインが地上の管制ステーションを、すでに予定されているドイツのミュンヘンとローマの2カ所に加えて、自国領内にも置くように要求するという問題があった。

 この問題は11月に、拡充費用をスペインが負担するのであれば、当初は緊急サービスの運用を監視するための2番目の地上ステーションにする予定であった施設を地上管制ステーションにできるという調停案が提示され、解決されたんだ。

--Galileoプロジェクトは今どこまで進んでいるの?

 2005年12月に最初の実験衛星Giove A(Galileo In-Orbit Validation Element:Galileo軌道上検証衛星)が打ち上げられ、2008年春にGiove Bが打ち上げ予定になっている。そして、軌道での検証段階に続いて、運用可能な衛星を2008年から2009年の間に4つ軌道に乗せることが目標になっている。

--資金を出しているのはどこ?

 このプロジェクトは欧州委員会とESAが合同で行っている構想で、フランス、ドイツ、イタリアを含む国々も資金を負担している。

--イギリスはどうなの?

 イギリス政府は2006年の夏におよそ3100万ユーロを拠出したけど、これは他の欧州主要国と同じくらいの額だ。

 イギリスの企業も、Galileo Industriesのイギリス側パートナーとなっているLogicaCMGやAstriumに深く関与している。このコンソーシアムは4つのテスト衛星の製造に携わったし、Surrey Satellite Technologyも関係がある。

--これってそこまで力を注ぐ価値があるプロジェクトなの?

 ここまで説明したような問題にもかかわらず、EUでの調査によれば、調査対象になったEU市民2万6000人の80%が、Galileoプロジェクトに「強く賛成」しており、このシステムは買う価値があると判断していると示唆された。そして回答者の3分の2近くの人が、追加の公的資金の算段をしてでもプロジェクトを続行すべきだと言っているんだ。

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http://japan.zdnet.com/sp/feature/06sp0130/story/0,2000066437,20367013-3,00.htm
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