1週間の旅行を終えて、筆者は先週見逃したいくつかの興味深いニュースについて遅れを取り戻しつつある。このうちひとつはMicrosoftの「Vista Ultimate」に関連したものである。
Microsoftはハイエンドの「Vista Ultimate Extra SKU」の購入者に対し「Ultimate Extras」を約束通りの時期に提供し損ねたことで――それに相応した――非難を大いに受けた。同社は先週、新しいウェブサイト「UltimatePC.com」を開始し、新たな「Ultimate Exclusives」を提供すると約束した。
ExclusivesとExtrasは同じものではない。Exclusivesは「Windows Vista Ultimateの顧客に独自の製品やサービスを特別な割引価格で提供する」ものである。ExclusivesはExtrasに置き換わるものではなく、Extrasを補完するはずのものである。Ultimate Extras――「Texas Hold ‘Em」ゲームから「BitLocker Online Key Storage」まで取り入れた――は、UltimateユーザーがMicrosoftの最も高価なSKUを選んだことに対する謝礼用ギフトとして位置づけられている景品である。
Exclusivesのリストには今のところ、ゲーマー向けの「EVGA e-GeForce 8800」グラフィックスカード、動画編集ソフトウェアとPinnacle SystemsのHDTV製品に対する割引、そしてマルチPCコントロールを提供するStardockの「Multiplicity」に対するプロモーション価格の提供が含まれている。
Microsoft関係者は(繰り返し)、同社はVista Ultimateのユーザーのために無料アドオンであるUltimate Extrasについて、さらなる取り組みを続けると述べている。Bink.nuは今後登場するExtrasに関する「ヒント」のリストを示していたが、同サイトはMicrosoftの要請に応じてそのリストを取り除いた。
しかし幸いにして筆者がチェックしたときにはキャッシュされたバージョンがまだ生きていた。登場予定のUltimate Extrasに関するヒントのリストは以下のとおりである:
- 新しいオリジナルゲーム
- Movie MakerとDVD Makerの拡張
- DreamSceneの体験
- 新しいスクリーンセーバーが数種
- 新しいサウンドスキーム
Microsoftがこれらの新Extrasをリリースするのはいつだろうか?1カ月後か、あるいは1年後か?これは現時点では誰にもわからない。
Vista Ultimateユーザーへ:これらのExclusivesやExtrasに関心があるか?Ultimateに費やしたお金に見合う価値が得られたと感じるにはMicrosoftから何を提供されたいか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ