Microsoftは米国時間7月28日、「Microsoft Live Search for Devices」と称するものを提供すると発表した。これは同社が自動車向けの「多くの新サービス」のうちのひとつとして予定しているものだ。
同社のプレスリリースからは以下の通り:
「Live Search for Devicesは、ローカル検索サービスなどの車内向けインフォテインメントのアプリケーションをパートナーが開発することを可能とするものである。Live Search for DevicesはMicrosoftの自動車用プラットフォームである『Windows Automotive』と『Microsoft Auto』の将来のリリースの実施を容易にするために提供される。」
Microsoft ABU(Automotive Business Unit)の話を聞かなかった方々のために言うと、Windows Automotiveは「自動車グレードのオープンソフトウェアプラットフォームで、自動車メーカー、供給業者、開発者に対し、自動車消費者から高まるニーズを満たすための広範な高度車内ソリューションを迅速かつ確実に作成するために必要な構成要素を提供するものである」とMicrosoftのウェブサイトは述べている。他方でMicrosoft Autoはモバイル機器の統合、音声認識、インフォテインメントを提供する「ハードウェア/ソフトウェアの照会プラットフォーム」である。
(Microsoft Automotiveサイトの他の場所で、同社はMicrosoft Auto製品を「さらにロバストな始点のために統合されたミドルウェアスタックとハードウェア照会デザイン」と説明している。同社はWindows Automotiveを「開発していくにつれてデザインを調整するのを助ける多様な専門ツールとともに、デバイスの実行について完全なコントロール」を提供する技術であると述べている。
Live Search for Devicesはただちに自動車メーカーに提供されるとMicrosoftは述べた。
それでは自動車用にMicrosoftが出そうとしている他の名前が付いていないサービスとは何なのか?(Xbox Liveか?IMと電子メールか?)また自動車以外に、どのような種類のプラットフォームがLive Search for Devicesを利用できるのだろうか?筆者はMicrosoftにいくつか質問を投げかけたので、引き続き注目されたい…。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ