Microsoftは先週、IE Blogを通して「Internet Explorer(IE)8」のベータテスターを追加募集すると発表していた。
IE8の次のベータは、8月未明に出される予定である。Microsoft関係者は最近、IE8の最終バージョンは年内にウェブ上でリリースされる見込みだと述べていた。
IE Blogでの米国時間7月30日の投稿のなかで、Microsoftは来るベータのテスターを追加募集した。このベータはユーザーを対象としたものとなる(IE8のBeta 1では開発者が対象とされた)。同ブログからは以下の通りである:
「Beta 2はもうそこまで来ていますが、範囲を拡大します!素晴しいバグレポートを貢献することによりIEの改善に参画したいとご希望の方は、IESO@microsoft.comまで、ご自身がなぜ素晴らしいベータテスターとなるかをはじめ、ご自身のことを少し説明する電子メールを送ってください。」
またIEチームのメンバーは先週、MicrosoftがIE8に取り入れる予定の新たな信頼性機能について少しブログで述べていた。このひとつ――ブラウザがクラッシュする直前に利用者が訪れていたウェブサイトやページに戻るのを助ける自動クラッシュリカバリ――はMicrosoftが次のIEリリースで何を望むかを聞いたときに筆者(とその他多くのIE利用者)が繰り返しリクエストしていた機能のひとつである。
Microsoftはまた、同ブログのなかで、「疎結合IE」と呼ばれるIE8のもうひとつの新機能を強調した。同チームはこれを「ブラウザの異なる部分を分離するのを助ける構造的機能」と説明している。
Microsoftが計画の情報や方向性を十分に提供していないとする開発者や顧客の苦情をうけて、IEチームはこの数カ月間、IE Blogを通してその機能を開示することに力を入れている。IEチームはまた、ウェブサイト保有者に対し、潜在的な互換性問題を未然に防ぐために、早期かつ頻繁にテストを実施し、あるいは新しいタグを追加することにより、標準遵守性が高まるIE8が、サイトやアプリケーションに大惨事をもたらすことのないようにと、定期的に警告している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ