「Windows 7」テスターの多くが、「Windows Update」を起動させようとするか、MicrosoftのMSIインストーラを使って何かをインストールしようとすると、不規則にクラッシュする原因となるバグに遭遇している。しかし数人のテスターが、その問題を修正するとみられる対処法を考案した。
Windows愛好家のChris Holmes氏のブログからは次の通りである:
「多くのユーザーが、Windows Updateを起動するか、MSIベースのインストーラを使って何かをインストールしようとすると、不規則なexplorerやmsiexec.exeのクラッシュを体験しはじめた。この問題はそれを回復させるだけのために、フォーマッティングが必要な人もいるほど深刻である。
「(Within Windowsの)Rafael(Riviera)氏は、この障害はCustomer Experience Improvement Program(CEIP)の一部をなすSQM Clientにあることを発見した。ntdll.dllのWinSqmStartSessionを求めるすべてのプロセスが、このレジストリでMachineThrottlingが有効となっているときにクラッシュし始めるようだ。これはCEIPが動作する結果として生じるようである。」
Holmes氏の記事に対するコメントによれば、かなり多くのテスターがこのバグにより骨抜きにされており、何が問題となっていたのかが今まで不明であったという。
Holmes氏はこの問題に対するいくつかの対処法を発表している。筆者はMicrosoftに対し、このアップデートのバグにどのように、いつ対処する計画であるかを聞くために連絡した。(まだ回答は得られない。)
もちろん、「これはしょせんベータだ!バグがあって当たり前!」という人もいるだろう。しかしもうひとりのWindowsテスターであるBryant Zadegan氏は、AeroXperienceサイトの記事のなかで、バグがあって、また別のバグがあるのだと指摘した。
「MicrosoftはWindows 7のCEIPを人事を尽くして迅速に再び稼動させるようにしなければならない。このバグを回避するために、ますます多くの人がCEIPを無効にすれば、フィードバックも少なくなってしまう。」
Win 7アップデートのバグに阻まれたというテスターはいますか?
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ