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まだ机に縛られて仕事をしますか?

現在のビジネスにおいて外を見ることは非常に重要だ。これに対してITが寄与できるとすればそれはモバイルテクノロジだろう。

大野晋一(編集部)  2008年5月15日 12時00分

 「産業を一変させた変化の多くは他の産業から生まれた」――P・F・ドラッカーの言葉だ。現在のビジネスに大きな影響を与え、マネジメントの生みの親ともいわれた同氏は、常に自分の属するドメインの外を見よと説いていた。

 また、同氏は「イノベーションの7割は外部の情報からもたらされる」とも語る。ここでいう外部とは社外という意味だろう。

 大仰な書き出しになってしまったが、現在のビジネスにおいて外を見ることは非常に重要だ。社内に蓄積された過去のデータをいくら見ても顧客の要望を知ることはできないし、まして新しい顧客へのアクセスも得にくい。

 現在、企業が取り入れようと躍起になっているビジネスインテリジェンスやデータウェアハウスといったテクノロジも情報を取り入れる口がなくては役に立たない。しかも、大量に、正確に、リアルタイムにという条件が求められる。(BIについては「経営支援のツールとしてBIを活用することが重要」--アビームの中世古氏の記事に詳しい。)

 自らが属する組織の外部からデータをいかに効率よく集め、組織にフィードバックすることができるか、という課題に対してITが寄与できるとすればそれはモバイルテクノロジだろう。

 ここでいう「モバイル」とは、携帯電話だけでなくもちろんノートPCを含む(日本のビジネスではノートPCのほうが一般的だ)。また、ハードウェアだけでなく通信回線やビジネスアプリケーション側でのモバイル対応も含まれる。

 弊誌ではすでにエンタープライズでモバイルするにはと題し、海外でのモバイル活用についてお届けしてきた。この特集は非常に好評を受け、モバイルへのニーズを痛感した。

 そこでZDNet Japanではこのニーズに応えるため、リアルイベント「ZDNet Japan エンタープライズモバイル Conference&Demo 2008」を開催することにした。と同時にオンラインでも前述の「エンタープライズでモバイルするには」の続きとして主に国内のビジネスにおけるモバイル事情をお届けする。概論として現在のモバイルテクノロジ概論をざっと紹介した後、これを提供する国内ベンダへのインタビューなどを通じ、詳細を紹介する。

 イベントに参加される方は予備知識として、残念ながら参加できない方も組織の外に出るに当たってのパートナーとなるテクノロジ探しのために是非読んでいただければ幸いだ。

「エンタープライズでモバイルするには」 のバックナンバー

ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/sp/feature/07mobile/story/0,3800080797,20373004,00.htm
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