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ハイエンド製品からブレード市場にアプローチした日立--特集:ブレードサーバ市場を探る(2)

サーバ事業の伸びはブレードサーバが伸びているためだという日立製作所。同社は2004年にブレード市場に参入したが、当初からハイエンド製品を投入していた。

柏崎吉一  2007年5月16日 08時00分

 「わが社のサーバ事業の伸びは、BladeSymphonyの伸びだと言っていい」(日立製作所 エンタープライズサーバ事業部 事業企画本部 企画部 部長 大黒浩氏)というほど、ブレードサーバ事業が好調だという日立製作所。その好調なブレードサーバ事業の現状について聞いた。

スケールアップ性とスケールアウト性の両面を追求

大黒氏 BladeSymphonyについて話す日立製作所の大黒浩氏

 ブレードサーバ、ストレージ、ネットワークを統合した日立の「BladeSymphony」。その核となるブレードサーバは2種類用意されている。基幹システム向けの高性能かつ拡張性に優れたハイエンドモデル「BS1000」と、PCサーバ統合やデータセンター用途に適した小型集積モデル「BS320」だ。

 BS1000には、インテルXeonプロセッサ搭載モデルと、インテルItanium2プロセッサ搭載モデルがあり、スケールアウト性とスケールアップ性の両方を追求している。

 デュアルコアのItanium2プロセッサ搭載モデルでは、バックプレーンの高速インターコネクトを介して最大4枚のサーバモジュールをSMP(Symmetrical Multi-Processing)接続することで、最大8プロセッサ(16コア)のSMPサーバとしても利用できる。

 一方、BS320は、6Uサーバシャーシにサーバモジュール10台と、ネットワークスイッチ、ファイバチャネルスイッチを収容できるコンパクトさと、導入しやすさを打ち出した。特長のひとつは、サーバシャーシの最大質量を約98kgに抑えるなど軽量化を図っている点だ。また、サーバモジュールには、クアッドコア インテルXeonプロセッサを最大2個搭載可能で、消費電力を抑えて高い処理性能を発揮する。さらに、200V電源のほか、100V電源にも対応。床荷重等の条件が厳しいデータセンターなどでの利用に配慮されている。現在、既存PCサーバのリプレース用途などで出荷数を伸ばしている。

当初からハイエンドに焦点

 日立では、2004年12月にまずBS1000のXeon搭載モデルを発表した。そして、2005年3月にItanium2搭載モデルをリリースしている。小型集積モデルのBS320のリリースは、2006年9月だ。

 他社の多くは、ローエンド製品を携えてブレード市場に参入するケースが多いが、日立はそれとは対照的に、ハイエンド向け製品をまず市場投入したことになる。その理由について大黒氏は、次のように述べる。

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http://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0070/story/0,3800076678,20348752,00.htm
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