Firefoxの12件の深刻なセキュリティホールに対するパッチが発表されて数日後、Mozillaはパスワードマネージャの厄介なバグを修正する別のバージョンを急いで発表した。
最新のFirefox 3.0.3は、基本的に、ユーザーが保存したパスワードを取り出すことができず、新たなパスワードも保存できないという問題を修正するものだ。
FirefoxのMike Beltzner氏は次のように説明している。
非ASCIIデータを、UTF-8以外のエンコーディングのパスワードデータとして保存しているユーザー(IDNドメインや非en-USドメインでパスワードを保存している人に多い)が、保存したパスワードにアクセスできず、新しくパスワードを保存することもできないという症状が出ている。永久的なデータの損失はなく、保存されたデータはアクセスできなくなっているだけだ。
Bug 454708も参照して欲しい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ