アップルが(再び)Mac OS Xにセキュリティパッチ

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-08-13 14:49

 Mac OS Xのセキュリティ上の脆弱性が19件修正されてから1週間も経っていないが、Appleは再びパッチを公開している。

 同社はサービス妨害攻撃につながる可能性のある1件のBINDの脆弱性を修正する、Security Update 2009-004をリリースした。

 ダイナミックDNSのアップデートメッセージの処理にロジックの問題があり、アサーションがトリガされる可能性がある。悪意を持って作成されたアップデートメッセージをBIND DNSサーバに送ることで、攻撃者がBINDサービスを停止させることができる可能性がある。BINDはMac OS XおよびMac OS X Serverに付属しているが、デフォルトでは有効になっていない。

(参照:Apple warns of Mac attack risk via image files

 このパッチでは、アサーションのトリガを引き起こしていたレコードタイプが「ANY」のメッセージを適切に廃棄することで問題を解決している。

 Appleは米国時間8月11日に、6件の明文化されたセキュリティ問題を修正するSafariの新バージョンを公開したばかりだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  5. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]