Microsoftは新たなセキュリティアドバイザリを発表し、XPユーザーに対する緊急メッセージを送っている。直ちにFlash Playerをアップデートしてほしい。
このアドバイザリによれば、Windows XPの出荷時にデフォルトで付属しているAdobe Flash Player 6には、PCの乗っ取りにつながる可能性のある複数の任意のコードが実行可能な脆弱性が存在する。
Microsoftの警告は次の通りだ。
マイクロソフトは、Windows XPで提供されるAdobe Flash Player 6の脆弱性の報告を確認しました。マイクロソフトは、報告されたこの脆弱性を悪用しようとする攻撃または現時点でお客様が影響を受けたことを確認していませんが、お客様にAdobeから提供されている最新バージョンのFlash Playerをインストールすることを推奨します。
Adobe Flash Player 6はWindows XPと共に提供されましたが、複数の脆弱性が含まれ、ユーザーが特別に細工されたウェブページを表示した場合、リモートでコードが実行される可能性があります。Adobeは、最新バージョンのAdobe Flash Playerで、これらの脆弱性を解決しています。マイクロソフトは、Adobe Flash Player 6がインストールされた Windows XPのユーザーは、Adobeで利用可能な最新バージョンのFlash Playerに更新することを推奨します。
この問題は、Windowx XP Service Pack 2とWindows Service Pack 3に影響がある。この問題は、Windows XP Professional x64 Edition Service Pack 2を使っているユーザーにも関係する。
Adobeは2006年にAdobe Flash Player 6のサポートをやめている。Adobe Flash Playerの最新バージョンは10.0.42.34だ。
Adobe Flash Playerはもっともよく悪用されるデスクトップアプリケーションであり、すべてのWindows XPはこのMicrosoftの警告に従うべきだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ