マイクロソフト、BIソフトウェアの発売計画を発表

Alorie Gilbert (CNET News.com)

2005-05-10 18:49

 Microsoftは米国時間9日、販売や会計などのビジネスデータを詳細に分析するための新製品を発売する計画であることを発表した。

 MicrosoftのOffice Business Applications担当バイスプレジデントLewis Levinが報道陣に語ったところによると、同社は新製品(開発コード名:Maestro)を9月に発売する予定だという。現在、参加者数を限定して製品のテストを行っているところだという。

 LevinはMaestroについて、「われわれはビジネスインテリジェンス分野への投資を拡大しており、(同製品も)その一環である」と説明した。

 MicrosoftはMaestroプロジェクトを立ち上げる以前に、Reporting Services for SQL ServerとBusiness Scorecard Acceleratorという2つの無料製品でビジネスインテリジェンス(BI)ソフトウェア市場への進出を果たしている。同社はMaestroについてはライセンス料を徴収する予定だが、9日の会見では価格については触れなかった。

 Levinによると、MicrosoftはBIソフト市場の市場規模について、年間売上総額が30〜40億ドル程度と見ており、MaestroはBusiness Objects、Cognos、Hyperionといった業界のトップ企業の製品と競合するという。これらの企業が開発しているプログラムは、企業の売上や利益目標、返品、保証クレーム、割引水準といった目標の達成度合を表示し、企業経営者らに報告/警告を行う。

 Maestroを利用するには、データベースプログラムのSQL Serverや情報共有ツールのSharePointといった、いくつかのMicrosoft製アプリケーションを併用する必要がある。Levinによると、MaestroではSAP、Oracle、Siebel Systemsといった他社のビジネスシステムからデータを取り込むことも可能だという。

 Levinによると、Maestroは無料ソフトをベース開発されたが、もとのソフトと比較し、より多くのデータソースからデータを取り込めるようになっているという。また、設計やセットアップが容易になったほか、ユーザーにとっての利便性や双方向性が強化されるなど、いくつかの点で改良が加えられているという。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]