SAP、CeBIT見本市で中小企業向け戦略をアピール

文:Caroline McCarthy(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2007-03-16 12:05

 エンタープライズソフトウェア企業のSAPは、今週からドイツで開催されている「CeBIT」見本市で、中小企業向けに強化した製品ラインを積極的にアピールしている。

 これまでHewlett-Packard(HP)やMicrosoft、Cisco Systemsといった大手企業向けに製品を販売してきたSAPにとって、中小企業は新しい顧客層である。同社はここ数年、成長の見込める分野として小規模企業市場に注目し、彼らのニーズを満たせるようアプリケーションに改良を加えてきた。

 SAPは現地時間3月15日、ドイツのハノーバーで開催のCeBITにおいて、中小企業向けのサービス指向アーキテクチャ(SOA)プラットフォーム「SAP All-in-One」に80以上の新機能を追加したことを明らかにし、同社の取り組みの成功を誇示した。

 15日には、中小企業クライアントを対象にした、「SAP Business One」の機能強化も発表されている。これらの追加機能は、年に数回ダウンロード提供されることになっており、同ソフトウェアがメジャーアップデートされるまでの間、顧客に新しい機能を配布する手段として活用される。

 SAPによれば、こうした段階的な機能強化は、セキュリティおよびコンプライアンスアップデート、ベストプラクティスツール、その他の新機能などに関するものになるという。機能パッケージの第1弾は2007年第2四半期中にダウンロード可能になり、財務関連機能をはじめとする新機能が含まれる予定だ。

 SAPは中小企業を惹きつけるために、顧客の求めに応じて高い柔軟性を提供する戦略を採っている。例えば2006年には、Business Oneのオンデマンド機能を強化する目的で、Praxis Software Solutionsを買収した。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]