新野淳一の戦略
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会社にいなくても仕事は十分できるけれど
会社員として働いていたときも、フリーランスとして働いている現在も、ノートPCとインターネットさえあればどこでも仕事ができるのは編集者や記者という職種のおかげです。ずいぶん以前から、会社にいなくても仕事が出来るという環境はできていました。
とはいえストレートな事実だけを書く簡単な記事を別にすれば、1本の記事を仕上げるには、過去に書いた記事やネット上の各種情報などを参照する必要があります。ですから、できれば広い画面で作業できた方が効率があがります。そういう意味で、会社にいなくても仕事は十分できるけれど、できれば自分の席に戻って作業した方がいい環境で仕事ができます。
これは記者や編集者だけでなくあらゆる職種の人に言える話だと思いますが。
自分の席というのは必ずしも会社の席ではなくて、自宅でもいいはず、自宅の方が会社より快適なイスや机を揃えられるわけですし。その場合、CMSや業務システムをはじめとする社内のアプリケーションにアクセスする必要があるので、やはり使いやすいVPNがあったほうがいいと思います。僕はフリーランスになってしまったので、もう会社のネットワークにVPNで接続することはないのですが、知り合いには会社のVPNがプアで嘆いている人がたくさんいます。
ただし、いくら会社のVPNがプアとはいえ、勝手に自分でVPNを立ち上げるのは多くの企業ではセキュリティポリシー上許されないでしょう。企業全体で採用できて使いやすいVPNで、自宅の快適な環境を用意して働ければいいのではないかと思います。そういうことができる企業はまだ多くないとは思いますが。
新野淳一(「Publickey」 Blogger in Chief)
月刊誌の編集、フリーランスを経て、2000年に(株)アットマーク・アイティの設立に参加。2008年に@IT発行人を退任し、現在はPublickey編集長/Blogger in Chief。
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会社にいなくても仕事は十分できるけれど
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在宅勤務でサビ残が増える?ホワイトカラーは公私混同を!
外出先や自宅から社内ネットワークにアクセスすることで、生産性は飛躍的に向上する。筆者は日常的に、自宅や外出先から社内ネットワークにアクセスしている。ほとんどの場合はメールの読み書きだけだが、場合によっては共有ファイルにアクセスしたり、社内の業務アプリケーションを利用したりしている。
ただし、筆者は3つの課題があると考えている...(続きを読む)
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より柔軟に使えるようになったリモートデスクトップ接続
社外から社内へのアクセスは必須です。そして、多様な要件に対して、柔軟に対応できるようになってきています。私は、リモートデスクトップでの接続を使って、事務所のPCや、データセンター上のサーバーに接続し...(続きを読む)
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セキュリティと利便性はトレードオフ
フィードパスの場合、日常業務において外部からアクセスが必要な情報はメールとスケジュールが中心となります。フィードパスはクラウドからビジネスアプリケーションを提供するSaaSプロバイダーです。よって...(続きを読む)
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いつでもどこでも仕事ができるのは、それはそれで生活上のリスク(笑)
クラウド環境が充実してきたことで、ローカルにだけデータを保存することは少なくなってきている。Evernote、Dropbox、Gmail、Googleカレンダーといったサービスを使うことで、必要なデータをクラウド上に保存しておけば、外出先からローカルのデータにアクセスする必要性は...(続きを読む)
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育児休暇を終えた妻が支障なく復職できた理由
「情報セキュリティを強化するには外部との接続を極力排除し『裏口』を作らないことである!したがって、社外から社内に自由にリモートアクセスできる環境なんて、情報セキュリティ的に問題である!」いきなり極端な話...(続きを読む)
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オンラインストレージをやめてVPNを使い始めたワケ
取材や打ち合わせなど外出が多い職業柄、出先から仕事場のPCに保存してあるファイルを取り出したい、という場面にはよく出くわします。以前はファイルを...(続きを読む)
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フリーエンジニアの働き方と社外アクセス
普段は、社外から社内の情報にアクセスしたいと思ったことはございません。昨今、企業コンプライアンスや内部統制に伴う、リスクマネジメントの強化、セキュリティの強化が図られており、「社外から社内の情報にアクセスしてはいけない」と自制するようになりました...(続きを読む)
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社内外の境が薄くなると実務的管理が必要に
米国を担当しているので、現地拠点や投資先とのやり取りを頻繁に行います。しかし日中は外出が多く、時差の関係上、社外からのアクセスは必須です。特に海外とのやり取りでは、タイミング次第では一日、二日の差が出てしまうので...(続きを読む)
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保守担当が家族サービスを中断させて対応する…なんて状況が変わるなら
障害対応や保守を行う上で、社外から社内情報へアクセスを行えるということは 、リアルタイムな情報伝達を行う上で非常に便利です。以前、保守を行っていた企業では、RSA SecurIDやiKeyなどを用いてVPN接続を行って...(続きを読む)
こちらでは、読者から寄せられた意見をピックアップして紹介します。
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新井悠さんの意見の中で、リモート環境での仕事が実現できたことにより、産休の奥様が「その時間だけは企業人としての顔を失わずに済んだ」という事例は、「なるほど」と思いました。
リモートオフィス系の話題だと、パンデミックの話題や、正社員の業務裁量に効果があるというトピックスも多いと思います。もちろんそれらも重要ですが、リモートオフィスは毎日9時-18時に勤務できる人が、場所を選ばす作業するための投資というより、何らかの事情があり、通常の勤務がとりにくい優秀な人材を業務に活用できるようになる、というのが企業にとって、そして社会にとって何よりのメリットなのかもしれません。
正直、リモートオフィスの環境構築や、他の方も指摘されている実際の運用ルール等の構築は簡単なことではありません。しかしながら、結果的にそれらのルールを構築することが、多様な人材を継続的に確保できるという企業競争力につながるのかもしれません。
弊社でも、事情により週3日自宅作業をしているスタッフがおります。一般の企業では難しい勤務体系だと思いますが、だからこそ、スタッフの満足度は高いですし、また、ほかの企業がアクセスできない優秀な人材を業務に利用できるという点で、リモートオフィスは我々のビジネスを支える重要なテーマだと思います。 -
基本的にはアクセスしたくありません。
昨今の情報統制の流れは、会社情報を自宅PCで編集処理保持することを禁止する流れにあります。自宅PCで作業をした結果、情報が流出したら目も当てられません。
P2Vを使用しない、怪しいURLにアクセスしない、ウィルス対策ソフトを最新の状態にするなど、どのような対策をしていても何らかの脆弱性をつかれ流出しない保証はありません。
会社資産での、社内セキュリティ規定を順守している限り、情報流出となっても社員個人の責任にはなりません。しかし自宅作業では個人の責任になるというリスクがあります。
また、社外から必要な状況になる場合は、アクセス用の会社資産のモバイル端末とVPNアカウントが支給されます。
もし社外からのアクセスが必要なのであれば、会社の情報システム部門がアクセス規定を作成し、アクセス方法を準備し一定水準を守れる環境を会社が提供すべきだと思います。
会社が提供しないのであれば、社員は社外からアクセスする必要はないと思います。必要なのであれば、もし業務として命じられたのであれば書面で命令書を受け取ったうえで行わなければ今の世の中どのようなリスクをもつことになるのやら・・・。 -
緊急のトラブル対応など必要性はあります。また、自宅で突然の思い付きをメモしたいこともあります。
現状は、専用端末(接続用USB)のみがアクセス可能ですが、
小生は持っていません。
思いつきは、会社の自分宛にメールをしておいたり
手帳へのメモで対応しています。
トラブルの時は、あきらめて出勤します。(涙)
各分野の賢人と、読者の意見が集う6つのテーマ一覧をぜひご覧ください。