Amazon Web Services(AWS)は米国時間4月22日、AWSとサードパーティーのSaaSアプリケーションの間でのデータフローを顧客が管理できるようにするフルマネージド型のサービス「Amazon AppFlow」をリリースしたと発表した。AppFlowの使用によって顧客は、個別にインテグレーションコードを記述することなしに、双方向のデータフローの生成や自動化を実現できるようになるという。また「AWS PrivateLink」との連携により、AppFlowは公衆インターネット経由ではなく、AWSのネットワークを介するデータフローのルーティングが可能になる。
AWSのバイスプレジデントであるKurt Kufeld氏は「Amazon AppFlowによって、AWSとSaaSアプリケーションからのデータを、公衆インターネットを介さずに連携させるための直感的かつ簡単な方法が顧客にもたらされる。顧客はAmazon AppFlowを用いることで、さまざまなアプリケーションに散在しているすべてのデータを、それがペタバイト規模であろうが、さらにはエクサバイト規模であろうが、まとめて管理できるようになる。しかも、カスタムコネクターを開発したり、基盤となるAPIやネットワーク接続を管理したりする必要はない」と述べた。
またAWSは同日、フルマネージド型の機械学習(ML)サービスである「Amazon SageMaker」が「Amazon EC2 Inf1」インスタンスをサポートしたことも発表した。Inf1は同社の年次カンファレンス「re:Invent 2019」で発表されたML推論処理用のインスタンスであり、同社の高パフォーマンスML推論チップである「AWS Inferentia」を16基まで利用できる。
Inf1インスタンスは、「Amazon EC2 G4」インスタンスに比べると、低レイテンシーで、推論作業あたり3倍のスループット、最大45%のコスト削減を実現している。
同社によると、Inf1インスタンス上でSageMakerが実行できるようになったことで、開発者はさらなる選択肢を手にし、小規模CPUインスタンスからマルチGPU構成のインスタンスに至るまでの幅広いEC2インスタンスタイプのなかから、自らの推論インフラに見合ったコスト/パフォーマンスのインスタンスを選べるようになるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。