セキュリティ企業FireEyeは米国時間6月2日、「FireEye」製品事業を、Symphony Technology Group(STG)が率いるコンソーシアムに12億ドル(約1300億円)で売却する契約を締結したと発表した。
全額が現金で支払われる今回の取引は、第4四半期末までに完了する見込みだ。
FireEyeによると、今回の売却を機に同社のネットワークや電子メール、エンドポイント、クラウドセキュリティ関連製品は、Mandiantのソフトウェアやサービスから切り離される。取引が完了するまで、FireEye製品と「Mandiant Solutions」は1つの実体として存続する。
STGとFireEyeは再販契約と提携合意を維持していくという。
FireEyeの最高経営責任者(CEO)Kevin Mandia氏は、この取引によってFireEyeは同社のソフトウェアプラットフォームを拡大できると述べた。
同社はさらに、取締役会が最大5億ドル(約550億円)の自社株買いプログラムを承認したことも発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。