The Document Foundation、「LibreOffice」最初の安定版をリリース

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル

2011-01-26 11:47

 The Document Foundationは、「LibreOffice」の最初の安定版となる「LibreOffice 3.3」をWindowsおよびMac向けにリリースした。LibreOfficeは、オープンソースオフィススイートOpenOffice.orgをOracleが管理することに不満を持った同グループによって、2010年9月にOpenOffice.orgから派生したソフトウェアだ。

 LibreOffice 3.3の新機能はそれほど多くはない。SVGグラフィックファイルのインポート機能、プレゼンテーションを作成するためのコンソール、「Microsoft Works」のインポートフィルタなどだ。また、今後リリースされる「OpenOffice 3.3」の機能も含まれる。

 The Document Foundationの創設メンバーの1人であるItalo Vignoli氏は、「表に現れていない違いは非常に大きい。ソースコードがきれいになっている」と語り、2011年中ごろのリリースが予定されている「LibreOffice 3.4」では、違いが目に見えるようになるだろうと述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]