企業のユニークな制度や取り組みをご紹介する「『あったらいいな』を実現する企業」。第2回目の「あったらいいな」は、富士通が現在トライアルで取り組んでいる在宅勤務について紹介しましょう。在宅勤務のみならず、「積立休暇」や「配偶者の出産休暇」といったネーミングからして気になる休暇制度の話も登場します。
富士通 総務人事本部 労政部担当部長を兼務するダイバーシティ推進室 室長の塩野典子さんにお聞きしました。
富士通富士通のダイバーシティ推進室は2008年6月に設立されました。塩野室長は、同推進室の取り組みについて、「現在多くの企業でダイバーシティへの取り組みが活発化していますが、弊社ではダイバーシティを推進していく上で、1. イキイキと働ける職場づくり、2. 新たな価値の創造、3. 社会との共存共栄、という3つの目標を掲げています」と説明します。今回取り上げる勤務形態や休暇制度の内容は、一番に掲げている「イキイキと働ける職場づくり」の一環であり、社員個人のワークライフバランスを意識したものです。
情報通信機器などを活用した「テレワーク」は、時間や場所に制約されない新しい勤務形態の1つとして注目されています。「富士通では、従来から実施してきたモバイルワークやサテライトオフィスに加え、『在宅勤務』を新しいテレワークスタイルとして取り入れるべく現在トライアル中です。2007年7月からコーポレート部門での試験期間を経て、2008年2月より全社にて展開中です」と塩野室長は説明します。毎朝毎晩、通勤電車に揺られる多くの読者のみなさんにとって、在宅勤務はあこがれのスタイルですね。
富士通でトライアルが行われている在宅勤務の形態および対象となる職種は以下のとおりです。
業務上時間と場所に制限を受ける社員以外は、営業職、SE職、研究職、開発職、事務職などさまざまな職種において、若手社員から61歳のベテラン社員までを対象として実施中
1週間の中で2日まで在宅勤務ができる。午前、午後などに分けての利用も可能。仕事の開始時間と終了時間に、上司にメールで報告する
在宅勤務を選択している広報IR室の大山敦子さんは、在宅勤務日の様子ついて、「朝、時間になると上司に勤務開始の報告メールを入れ業務を開始します。リモートで会社にアクセスして業務を行うので、座席ごと自宅に移動した感じです」と語ります。
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