サイボウズのグループウェアとCTCの位置情報ソリューションが連携

田中好伸 (編集部)

2012-05-17 15:53

 サイボウズのグループウェア「Cybozu SP Apps 2010」と伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)の位置情報ソリューション「Spatial Insight Plus」が連携して、CTCのシステム導入(SI)サービスとして6月14日から提供される。自社内運用(オンプレミス)とCTCのデータセンターを利用したクラウドサービスの両方に対応する。

 Spatial Insight Plusの地図上に展開される顧客や契約店舗、設備などの情報と、SP Apps 2010に登録されるスケジュールや活動進捗、活動履歴などの情報をSharePointの業務ポータル上にシームレスに表示できるという。従来のグループウェア機能だけでは実現できなかった地図上の操作を起点とする情報活用ができると、そのメリットを説明している。

画面 連携イメージ
※クリックすると拡大画像が見られます

 地図とグループウェアの連携が想定されるシーンとしては、サービス業や流通業などでの契約店舗の巡回メンテナンス業務、製造業での納入製品の保守やアフターサービス業務、電力や水道、ガス事業での資産設備の補修、自治体での防災や環境、地域支援といった行政業務などとしている。

 SP Apps 2010はマイクロソフトの「SharePoint Server」上で開発されたグループウェア。両社はSharePointを開発基盤とする製品同士での地図とグループウェアの連携は初めてと説明している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]