経産省、SaaS利用のSLAガイドラインを策定--サービス稼働率は99.9%

Emi KAMINO

2008-01-21 20:02

 経済産業省は1月21日、SaaS(Software as a Service)型サービスにおける、利用者とSaaS提供者間で認識すべきサービスレベル項目や確認事項などを定めた「SaaS向けSLAガイドライン」を公表した(PDF形式)

 サービス稼働率として99.9%を定めるほか、障害発生から修理完了までの平均復旧時間として基幹業務は1時間以内、それ以外は12時間以内と規定。そのほか、障害対応の電話問い合わせ受付業務実施時間帯は24時間365時間、バックアップデータの保存期間を基幹業務は5年以上、それ以外を3カ月以上、サービス解約後のデータ消去を1カ月以内に行うことなどが設定されている。

 サービス内容・範囲・品質などに関する保証基準の共通認識(Service Level Agreement : SLA) として、サービス提供企業とユーザー企業間で合意することが望ましいガイドラインを策定し、当事者間の適切な取引関係を確保するとともに、SaaSの普及を図ることが狙い。SaaSに特化したガイドラインは今回が初めてとなる。

 SaaS向けSLAガイドラインは、、SaaSサービス提供企業、サービスを利用するユーザー企業、情報サービス産業の業界団体、学識経験者らが出席した情報処理振興課主催の「中小企業のIT化推進のための意見交換会(SaaS・ASPの活用を目指して)」、および独立行政法人情報処理推進機構(IPA)内に設置された、情報セキュリティー分野の専門家、学識経験者らで構成される「SaaS利用者の観点からのセキュリティ要件検討会」において、2007年5月に検討を開始している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    レガシーデータ基盤からの脱却が AI 活用の鍵--先進企業に学ぶクラウド移行の成功事例

  2. ビジネスアプリケーション

    AI 人材育成を単なる研修で終わらせない--事業を動かす AI スキル構築の 5 つのステップ

  3. ビジネスアプリケーション

    汎用 AI をビジネス仕様に。業務データを活かす AI アプリ開発の新しい前提「データ基盤」

  4. 仮想化

    コンテナ化だけで十分なのか。商用パッケージ運用の負荷を左右するOpenShiftの価値

  5. 経営

    月15万円から始めるSOC。セキュリティ人材を雇えない企業の、取引を止めない経営判断

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]