米Sun Microsystemsと半導体設計ソフトウェア企業の米Synopsysは12月15日、Sun UltraSPARCプロセッサおよびAMD Opteronプロセッサを搭載し、Solaris 10が稼働するSun Fireサーバ上で、SynopsysのDiscoveryベリフィケーションプラットフォームを構成する総合RTL検証ソリューション「VCS」の動作認定を行うことで合意したことを発表した。
VCSソリューションの検証技術を64ビットのSun Fireサーバと組み合わせることで、次世代システムオンチップ(SoC)の設計における生産性を大幅に向上することが可能。今回の合意により、UltraSPARCプラットフォーム対応のダイナミックトレース技術をはじめ、Solaris 10の各種利点をSunとSynopsysの顧客に提供することが可能。
VCSソリューションは、設計、テストベンチ、アサーション、検証IPを独自の単一コンパイラアーキテクチャによりネイティブにコンパイルしているため、シミュレーションと検証を別々のツールで行う場合に比べ最大5倍以上の検証スピードを実現できる。