Winpdbプロジェクトは11月1日、Pythonデバッガ「Winpdb」の新バージョン「Winpdb 1.3.0」をリリースした。
Winpdbはプラットフォーム非依存のPythonデバッガ。マルチスレッドや名前空間の修正、埋め込みデバッグ、暗号化通信機能などをサポートしており、標準のデバッガpdbよりも最大20倍高速だという。CPython 2.3、2.4、2.5に対応しており、実行にはwxPython 2.6以上が必要となる。
今回リリースされた新バージョンでは、新たにUnicodeに対応したほか、Python 3.0との互換性も保証された。また、シグナルや環境変数へのサポートを強化。それ以外にもパフォーマンスの改善や、多数のバグ修正を実施したとされている。