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Javaの生みの親が語る「Blu-ray勝利の意味」

Blu-rayの勝利で「Profile 2.0」を実装したBlu-ray Discプレーヤーが増え、ディスクの再生とネットワーク経由でのコンテンツ利用とを組み合わせて使えるようになることを期待していると、「Javaの生みの親」ジェームズ・ゴスリン氏は語った。

文:Chris Duckett(CNET News.com)
翻訳校正:中村智恵子、佐藤卓、福岡洋一  2008年3月10日 12時37分

 Blu-rayのHD DVDに対する勝利は、これまでより魅力的な形でBlu-rayにエンターテインメント性を付加するきっかけになるというのが、「Javaの生みの親」James Gosling氏の考えだ。

 シドニーで開催されたSun Tech Days Australiaで基調講演を行ったGosling氏は、ZDNet AustraliaのBuilder AUの取材に対し、Javaの新しいグラフィカルフレームワーク「JavaFX」がBlu-rayの仕様に実装される可能性があることから、Blu-ray Discの勝利によって、ディスクを再生するだけにとどまらないグラフィカルユーザー体験がBlu-rayで可能になることを期待していると語った。

 「Blu-rayには『Profile 2.0』仕様というものがある。現在市場に出ている大部分のBlu-rayプレーヤーには実装されていないが、(中略)この仕様によってあらゆるネットワーキング機能が付加される。つまり、Blu-rayプレーヤーをBlu-rayディスクの再生以外に使うことが可能になるのだ」とGosling氏は述べ、「ディスクの再生とネットワーク経由でのコンテンツ利用とを組み合わせた使い方ができる」と付け加えた。

 Gosling氏はまた、Blu-ray体験が控えめなものになっている理由として、現行のBlu-rayプレーヤーの多くが初期段階にあることを挙げた。

 「現行のBlu-ray仕様に実装されているグラフィックは、実は初期段階のもので、感動的な視覚体験がすべてであるはずの仕様としてはちょっとした驚きだ。しかし、家電業界の人々は保守的な傾向が非常に強い。つまり、彼らの頭にあるのは、Blu-rayプレーヤーを50ドルで販売できるようにしたいということなのだ」と、Gosling氏は述べた。

 「そのために彼らは、本来志すべきレベルから数段引き下げているのが実情だ」とGosling氏は言う。

 また、開発者のメンタリティもGosling氏の批判の対象となった。

 「ソフトウェア開発者のコミュニティの多くは、本当にいらだたしいことに、Webアプリケーションに固執しすぎだと私は考えている。開発者はサーバ上でプログラムを記述し、そのプログラムがHTMLを生成するわけだが、それがすべてだと考えるコミュニティが大勢を占めているのだ」と、Gosling氏は語った。

 「だが、それだけではない。Blu-rayは非常に面白い状況にある」と、Gosling氏は強調した。

 たとえば、Blu-rayに収録する特典コンテンツの作成には「BD-J(Blu-ray Disc Java)」プラットフォームが使われているが、Javaはその一部として組み込まれているのだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ホワイトペーパー
http://japan.zdnet.com/news/devsys/story/0,2000056182,20369054,00.htm
Javaの生みの親が語る「Blu-ray勝利の意味」

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