トリニティー、無線LAN製品の新製品「IPN-W100AP」を発表--SAS-2とAESを組み合わせ

CNET Japan Staff

2006-10-04 20:12

 トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS)は10月3日、セキュリティ機能を搭載した法人向け無線LANアクセスポイント(AP)の新製品「IPN-W100AP」とクライアント用の無線LAN PCカード「IPN-W100CB」を発表した。

 新製品は、ワンタイムパスワード相互認証方式「SAS-2」(Simple And Secure password authentication protocol, ver. 2)と、業界標準の暗号化方式AES(Advanced Encryption Standard)を組み合わせ、プロトコルとして実装したT-SS独自の技術「IPN」(Identified Private Network)を搭載。高度なセキュリティを確保しながら、認証や暗号化・復号に要する処理負荷が軽いという。

 11月17日から、代理店を通じて出荷する予定。税別価格はそれぞれ12万8000円、9800円。

 T-SSでは、AP間を移動しても通信がとぎれない高速ローミング機能や複数のAP間の無線通信(WDS)を、無線LANに組み込まれたIPN技術(IPN-WLAN)によってセキュリティをより強固にする機能を追加して製品ラインアップを拡大していくとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  2. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  3. ビジネスアプリケーション

    Google が推奨する生成 AI のスタートアップガイド、 AI を活用して市場投入への時間を短縮

  4. クラウドコンピューティング

    生成 AI リスクにも対応、調査から考察する Web ブラウザを主体としたゼロトラストセキュリティ

  5. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]