レッドハットとプロックスシステムデザインは8月29日、ホスティング事業で提携すると発表した。これにより、プロックスは同社の専用レンタルサーバサービスにRed Hat Enterprise Linuxを(RHEL)を標準採用する。
これまでプロックスの専用レンタルサーバサービスでは、Fedora Coreなどの無償OSを採用していた。「ミッションクリティカルな業務に耐えうる安定性、セキュリティの向上、長期メンテナンスの提供を契約企業から強く求められていたため、レッドハットとのホスティングパートナー契約締結に踏み切った」(両社)。
新規ユーザーは、追加料金を支払うことなくRHEL ESの利用が可能。バージョンは、最新のRHEL4から旧バージョンのRHEL2.1、同3までを、要望に合わせて選べる。ある一定の条件を満たす既存のユーザーにもRHELへの移行プログラムを用意しており、同等のサービスを提供する。