RSS関連のサービスを提供しているサイドフィードは1月25日、同社としては初のダウンロード製品となるサーバインストール型のRSSリーダー「FreshReader(フレッシュリーダー)」ベータ版の提供を開始した。
FreshReaderは、管理者はサーバにインストールしてユーザーを作成したのち、ユーザーがブラウザでサーバへアクセスし、ログインして利用する。サーバ内のユーザー間で購読しているRSSを共有できるため、イントラネットでの利用に向いている。インターフェースにはAjaxを利用ている。
サイドフィードでは、RSSなどフィードを配信していないウェブサイトのHTMLを解析してRSSを自動生成するサービス「MyRSS.jp」を提供している。FreshReaderはMyRSS.jpのエンジンを搭載しているため、RSSを配信していないサイトも、RSSを配信しているサイトと同様に購読できる。
また同社は、指定したキーワードを含むブログやニュースサイトのRSSを配信するサービス「fresh feed」を提供している。FreshReaderはこのサービスと連携しているため、キーワードをFreshReaderで登録すると、そのキーワードを含むブログやニュースのRSSを購読できる。
各ユーザーが購読するRSSは、FreshReaderの画面から登録できるほか、ブックマークレットを使っても登録できる。
サイドフィード代表取締役の赤松洋介氏は「今後、社内などイントラネット内での情報共有に使えるようなリーダーの需要が高まると見ているが、それを実現できている製品は数少ない。それならば自分たちでサーバインストール型のRSSリーダーを作ってみようと考えた」と開発の経緯を語る。
サーバインストール型のRSSリーダーとしてはBloglinesが有名だが、赤松氏は「Bloglinesを研究して非常に優秀なRSSリーダーだとわかった。しかし最新の記事をすぐに見られないことや、自分の登録したRSSが誰にでも読まれてしまうことなどの問題があった」という。そこで最新記事を1クリックで取得できるようにした。またユーザー管理機能を用意しているため、ユーザーが共有設定したRSS以外をほかのユーザーが閲覧できないようになっている。
また、安全性を高めるため、セキュリティ上問題があると判断されたコードがフィードに含まれていた場合、自動的にそれを削除した上でRSSを表示するといった機能も備えている。
対応するRSSはRSS0.9x、1.0、2.0、Atomで、ポッドキャスティングにも対応しており、FreashReader上でリンクをクリックすればiTunesなどのメディアプレーヤーで音声を再生できる。さらにOPMLファイルのインポートやエクスポートにも対応している。動作環境は、IISやApacheなどのウェブサーバとPHPのバージョン4.3以上がインストールされていれば、WindowsやLinux、FreeBSDといった多くのOSで動作する。
FreshReaderは、購読サイトを巡回して更新確認をするクローラー処理のため、インストール後にサーバ側で高度な設定をする必要となる。しかしホスティングサービスを利用して設定が変更できない管理者のために、サイドフィードではクローラー処理を代行する「クローラーオプション」も用意する。オプションは5月末まで無償となっており、それ以降の価格については後日公開するとしている。
ベータ版のため、2006年5月までは無料で提供されるが、5月以降の税込での料金体系は以下のようになる予定。ただし、ブログやサイトを運営している個人ユーザーは「利用したユーザーからフィードバックを期待している」としてFreshFeedを無料で利用できる「ブロガーライセンス」が適応される。
- 個人ライセンス
一般ライセンス:1ユーザーあたり3000円
ブロガーライセンス(ブログやサイトの運営者):無料 -
法人ライセンス
10ユーザー版:5万2290円
20ユーザー版:10万4790円
50ユーザー版:20万7900円
100ユーザー版:39万9000円
ユーザー数無制限版:81万9000円

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