日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は3月7日、小売業向けの店舗ソリューション「リテールストア・ソリューション」の提供を3月13日より開始すると発表した。
リテールストア・ソリューションは、日本IBMの大和研究所が開発した生鮮、グローサリー、日配などに関する発注支援のアプリケーション「EOB(Electric Ordering Book)システム」と「IBM BladeCenter」を組み合わせ、本部のデータベース設計、既存システムとの連携など、関連するシステム構築を含めたソリューションとして提供される。
同ソリューションは、「店舗支援ソリューション」と「店舗サーバ統合ソリューション」の2つのソリューションから構成される。
店舗支援ソリューションは、各店舗のサーバ数1〜2台程度で、店舗数が50店舗以上の多店舗を展開している業態向け。スーパーマーケットや専門店などが対象となる。本部にIBM BladeCenterを設置し、各店舗のサーバを本部に統合することを提案する。
一方の店舗サーバ統合ソリューションは、店舗数は多くないものの、1店舗あたりの規模が大きく、各店舗に4〜5台以上のサーバを設置している業態向け。百貨店や大型ショッピングセンターが対象となる。店舗ごとにIBM BladeCenterを設置し、店舗内のサーバを新サーバに統合することを提案する。