新銀行東京は3月9日、XBRLおよびe-TAXの申告データなどを活用した電子融資申し込みシステムを日立製作所と共同で開発したと発表した。新銀行東京は、このシステムにより、2006年春からインターネットを利用した「電子融資申し込みサービス」の提供を開始する。
同サービスでは、融資申し込み書類の「融資申し込みデータ(電子融資申込書)」と電子データ化された企業の財務情報の受け渡しにXBRL形式を採用。融資申し込み書類を電子データ化することで、顧客企業のインターネット経由による融資申し込みを可能にした。
申請には、電子融資申込書と財務データが必要になる。顧客企業は、電子融資申込書必要項目を入力し、新銀行東京の提携会計事務所、税理士事務所などを通して財務データなどを添付し、新銀行東京に送信する。融資申し込み書類に必要な書類としてe-TAX申告などのデータや電子納税証明書をそのまま添付することもできる。