Linux OSを開発、販売するターボリナックスと、IP電話サービスのメディアは4月13日、法人向けVoIP事業で協業すると発表した。それぞれの親会社であるライブドアとUSENの業務提携契約に基づくものだ。
ターボリナックスは、Linuxベースの同社のIP-PBXソフトウェア「InfiniTalk」を使って、メディア向けのIP-PBXアプライアンス製品を4月中に開発する。メディアはこの新製品を法人向けIP電話サービス「MEDiA IP PHONE」の推奨端末として、5月中旬より販売する。また、ターボリナックスは今後IP-PBXを自社販売する際に、メディア社のIP電話サービスを推奨し販売していく。
今回ターボリナックスが開発する新製品は、中堅中小企業をターゲットとしており、これまで高価だったボイスメールなどの機能を低価格で提供するという。今後の開発項目としては、IP電話と業務アプリケーションの連動や、CRMツールの提供を予定している。